第四/五回議事録 (12月5日,1月9日,1月16日)
ローマ人の物語W・X【ユリウス・カエサル ルビコン以前・ルビコン以後】
◎カエサル
●カエサルの印象
・ 腹黒い
・ 駆け引きが巧い(←女関係から学んだ?!)
・ 全体がよく見えている
・ 資金集めが巧い
● カエサルの目標
・ヨーロッパのローマ化→平和をもたらす
・元老院に代わる新体制の樹立
・最高権力(やはり皇帝になりたかったのでは?)
●ガリア攻撃の目的
・ ガリア攻撃は民衆の人気取り(?)→影響力増大を狙う
● わざわざブリタリアまで侵攻した理由
・ 単なる好奇心?
● ブルータスがカエサルを暗殺した理由
・ 感情的な理由「母親の愛人」
* 「暗殺者」…通常は悪いイメージだが、中国では良いイメージ
「歴史教」最大の価値…「歴史に自分の名前が残ること」
● なぜオクタヴィアヌスを後継者に選んだか
・ カエサルは18歳時点で彼の資質を見抜いていた
・ 他にふさわしい人がいなかった
・ 自分がそんなに早く暗殺されるとは思っていなかった
・ 実は、オクタヴィアヌスが遺言書を偽装し後継者を自分にした?!
◎キケロ
・ 頭の良い人→三枚目
・ 世渡り上手「長いものに巻かれろ」
・ 虚栄心が強い
◎クレオパトラ
・王なら色目を使わず勝負すべき
・今まで持っていたイメージと違う
●ローマ時代の民族性の違い
・個人のキャラクターは、その人の個性+民族性で成り立っている
・スタンダード(価値観)は国や地方によって結構違う。
・ ローマ時代は民族間の交流が現代より少なかったはずなので、より民族性が濃くなったのではないか。
◎優れたリーダーの要素
・ 視野の広さ
・ 現状認識力
・ 決断力
・ 行動力
・ 失敗を活かす
・ 人心掌握
・ 結果を出す
・ 適材適所
・ 媚びない
・ 説得する(もしくは騙し通す)
・「エナジャイズ」(周囲を元気付ける)
* 良い右腕がいるとラク。
* 上の世代がうるさいとやりづらい。
* おカネは大事!
(文責:阿部真理子)